リスク伴走型歯科
実践セミナー
生きるということは、壊れるということ。
治療と予防
ふたつの視点をつなぎ、未来の健康へ繋ぐ。
なぜ、予防歯科医療が必要なのか。
〜ご挨拶〜
医療法人西村歯科金剛本院・駅前診療所院長 金剛メインテナンスセンター センター長の
的場正伍です。
当院では1983年に理事長が現在の地で開業されて以来、多くの先輩方がインプラント治療をはじめ全顎的な治療など様々な世界的技術を研鑽してこられました。
私もその技術を磨けるよう、研鑽を続けてまいりました。
治療において、対症療法ではなくしっかりとした診断のもと原因を除去することの重要性は多くの患者の口腔内が示す結果がいつも再認識させてくれます。
そのような"長期経過"に触れる非常に恵まれた環境で過ごすことができました。
ただどれだけ原因療法を意識した治療も時に壊れることを経験します。
治療脳の我々はどうしても診断や治療の方法が他にあったのではないかと考えます。
しかし、原因はそれだけなのでしょうか?
予防の必要性に気付かされます。それも、歯磨き指導やクリーニングとは別の次元のです。
我々は治療は歯科医師、予防は歯科衛生士といったものではなく、
リスクを中心に治療と予防が連続的に行き来する関係性を明確にし、
科学的で質高く、臨床的であり、患者がどのような選択をされようと全ての方にシンプルでシステム化された実践的な臨床の仕組みを作ってまいりました。
私たちと同じ志をもち、仕組みを共有しながらこの真の予防歯科医療の輪が少しでも
広がるように本セミナーを通じて哲学、そして全てのノウハウを共有できればと思います。
きっとこの志の輪は目の前の患者さんだけでなく、
地域や社会までをも変えていけることと確信いたします。
新たな軸を、歯科のあたりまえに
世界レベルの
技術とチームワークをもって
真の予防歯科医療の価値を提供し
歯の健康を、生きるチカラへ
治療は技術、予防も技術、予防歯科医療は哲学。
技術は必要とする人に最大限に、
その根本となる哲学はすべての人に。
技量に患者の健口、健康が大きく左右されるのは正しい医療か?
本来の医療の姿は
医療チームが基本に立ち返り、生体と謙虚に向き合い
チーム一体となり適切に患者とリスクを伴走できる
環境を構築することにある。